1: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/13(火) 23:52:36.86 ID:OP+1XZ4q.net

鞠莉「――Aqoursみんなの身体データとかその他もろもろは入力してあるからね」

曜「い、いやいやちょっと待ってよ!」

鞠莉「なあに?」

曜「いや、お願いだから普通に順序を追って……」

鞠莉「アイドルってトイレに行かないんでしょ?」

曜「行くから!」

鞠莉「でもでも、トイレに行ってきまーすなんて大々的に言うものじゃないんでしょ?」

曜「……そうかもしれないけどさ」


鞠莉「トイレに行きたくなるのは人間だし仕方がありません。でも、それをあんまり見られるわけにはいかないでしょ」


鞠莉「そう、アイドルをするからには、トイレを我慢しなくてはならないのでーす」

曜「……」

鞠莉「極限の状況に追い込まれた仲間を救わなくてはいけない! そのためにはどんな判断が必要なのかっ!!」



鞠莉「――それを、この、仮想おもらし対策機で実験するのよ!」


4: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/13(火) 23:59:36.65 ID:OP+1XZ4q.net

曜「……」

鞠莉「はーいこのちょっと機械的なアイマスクを装着してくださーい」

曜「なんかちょっと前に発売した、仮想なんとかってやつみたい……」

鞠莉「それを参考にしてるんだよ」

曜「……ん、これでいいの? 真っ暗」

鞠莉「そう、それはあなたの脳波を計測するの」

曜(電極つけてるわけでもないのに? ま、いっか……)

鞠莉「これからあなたはAqoursの中の人をひとり、思い浮かべてください」

曜「って言うかどうして実験台がわたしなの!?」

鞠莉「部室にいたから!」

曜「……もう、細かいこと、気にしません」

鞠莉「うん、いい子ね♡」

鞠莉「思い浮かべたら、あなたは眠りについたような錯覚に陥ります。夢のようなものを見ている感覚になります。身体は動きません、そう、脳みそだけで選択を、してください」

曜「な、なにこれ、怖い……んだけど」

鞠莉「いいから、思い浮かべて」

曜「えっと……」


>>6 Aqoursのメンバーをひとり



6: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:00:53.06 ID:IlI3jVyy.net

ちかちゃん



15: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:14:17.66 ID:x9nSke6C.net

曜(千歌ちゃん、かな……)

曜(ん、あれ……なん、か……)

フワッッ…

曜(真っ暗だった、のが……)


鞠莉「行ってらっしゃいませー♡」

――――


千歌「……ちゃん!」

千歌「――よーちゃん!!」

曜「ふぇ、千歌ちゃん!!」

千歌「ね、よそ見しちゃだめだよ。事故起こしちゃうよ」

曜「……?」

曜「――え、えええ!?」

曜「な、なんでわたし車運転してっ!!!」

曜「め、免許持ってないよ!? ていうかわけわかんないよ!?」

千歌「……」

千歌「なに言ってるの?」


千歌「免許なら高校の終わりに、千歌と一緒に取ったでしょ?」

曜「え?」



千歌「――東京に戻った梨子ちゃんの所に行くの、楽しみだね♡」

曜「……」


曜(私の身体、勝手に、動いてる……運転しようって思ったら、ちゃんと出来てる。それにここは、高速道路……?)


曜(わけがわからないけど、これが――仮想?)



17: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:20:58.63 ID:x9nSke6C.net

曜(ていうかなんか千歌ちゃん髪の毛もちょっと伸びて、大人っぽいような……可愛い///)

曜(こうなるってこと、かな? それとも、鞠莉ちゃんが色々入力したデータに基づいた予想、とか……?)

曜(考えてもわかるわけ、ないよね)

曜(ていうかこれ、どうやったら戻るの……?)


鞠莉『曜、そっちでやるべきことをやったら帰ってこれるからね♡』

曜「え!?」

鞠莉『時間は問題ないから、楽しんでくださーい♡』

曜「ちょっと!?」


千歌「……んぅ、なんか変だよ?」

曜「あ、ああなんでもないよ!」

曜(わかんないけど、なるように、なる?)


千歌「あ、疲れちゃった? ねね、パーキングよろ?♡」



19: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:29:03.44 ID:x9nSke6C.net

パーキング

千歌「はい♡運転お疲れ様ですっ」

曜「ありがとう」//

曜(いやー、なんか、大人っぽい感じ、慣れないなぁ……///)

千歌「私も喉乾いちゃってさ、曜ちゃんと話してたら、楽しくて」エヘヘ…


千歌「んぐ……んぐ……」


千歌「あ、なくなっちゃった……」

千歌「もう一本車の中用に買ってくる!!」

千歌「もちろん曜ちゃんの分も買ってくるね♡」

曜「わ、悪いよ」

千歌「運転してもらってるんだもん、これくらいはしたいなって」

曜「そ、そっか」


千歌「ちょっと待っててねー!」タッタッタッ…



20: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:40:01.11 ID:x9nSke6C.net

千歌「はいこれ♡東京までもうちょっとだね、いこっか!」

曜「うん」

――

千歌「いやーそれでねー」

曜(なんか高校二年生までの話がほとんどだね、わたしの脳のなにかを参考にしてるのかな……)

千歌「んぐっ……んぐ」

曜(千歌ちゃん相変わらずお喋り好きだよね)

千歌「東京に行ったらねー、えっとね――」

◇――――◇

千歌「あれ、全部飲んじゃった」

曜「飲むの早いね?」

千歌「お喋りばっかりしてたからだね……」

千歌「あ、曜ちゃん曜ちゃん。次のパーキング寄ろうよ」

曜「ん? いいけど」

千歌「えへへ、ごめんね。ちょっとトイレ行きたくなりそうでさ」

曜「そっか、早いうちがいいもんね」

曜「ん……?」

千歌「……でもさ、なんか進むの遅い、ね?」

曜「そうみたい、だね」

千歌「……」


千歌「――渋滞?」



22: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:48:04.63 ID:x9nSke6C.net

曜「そう、なのかな?」

千歌「ま、遅れたって大丈夫だよね!」

千歌「あ、秋葉原ってね――」

◇――――◇


千歌「……ねえ曜ちゃん、次のパーキングまでどれくらいかな」

曜「えっと、過ぎたばかりだから、まだ……」

千歌「ぜ、全然動かないね」

曜「そうだね……」

千歌「……」

千歌(どうしよ、トイレ……行きたくなって、きた……)ソワソワ…

千歌(渋滞抜ければすぐ、だよね?)

曜「千歌ちゃん?」

千歌「ん?」

曜「どうかしたの?」

千歌「え、あ、いやー……ちょっとだけ、トイレ行きたい、かなー……なんて、えへへ」


千歌「ちょっと、ね!」



曜「……」

曜(これが、鞠莉ちゃんの言ってた……?)



25: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 00:58:59.50 ID:x9nSke6C.net

千歌「……えへへ、ちょっとお茶飲み過ぎちゃったかな。ダメだよねー千歌って、こういうこと考えられないから」

曜「あはは……」


◇――――◇

千歌「へ、へえ……」

千歌「……」ソワソワ…

曜「……」

千歌「……ん、ぅ」

曜(千歌ちゃんの口数が減ってる)

千歌「ぅ……ぅ」


千歌(どう、しよ……おしっこ、したいよぉ……)ブルルッ…

千歌(ぅぅ、なんでもっと早くトイレ行っておかなかったんだろう……)

千歌(ま、まだ我慢はできるけど……)

曜「……ごくっ」



26: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 01:04:46.67 ID:x9nSke6C.net

◇――――◇

千歌「ぅ……ぅっ」ブル…ブルッ…

曜「ち、千歌ちゃん、大丈夫?」

千歌「へ、へーきだよ! えへへ、千歌だってもう大人みたいなものだよ? 大丈夫、大丈夫だから……さ」

千歌「ぅ……」ユサユサ…

曜(千歌ちゃんさっきから身体を揺らして……ぜ、絶対我慢出来なくなってきてる、んだよね)

千歌「はートイレ行きたいなーん」

曜(無理やり明るくしようとしてるけど、なんか、ぎこちない、し)

◇――――◇

千歌「んっ……ね、パーキング……まだ?」ハァハァ…

曜「も、もうちょっと!」

千歌「ぅぅ……」ユサユサ…

曜(全然進まない! これ、さてはこういう風に出来てるな……?)

曜(千歌ちゃんがおもらししないように、なんとか、しないと)

千歌「っ……ぅ」キュゥゥウウツ

曜(時々唇噛み締めて……股のところをぎゅぅうぅて、抑えて……)

曜(もうそろそろ限界みたい、だし)


千歌「ぅ……よう、ちゃん」ウルウル…///


曜「////」



28: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 01:18:17.62 ID:x9nSke6C.net

千歌「ハッ……ハッ」///

千歌(おしっこ、したい……トイレで……ぅぅ、おしっこ、おしっこ……////)ウルウル…

曜(な、なんか、いやらしい……///)

千歌(や、やだ……このままじゃ、漏れ、ちゃう)///

千歌(やだ、やだやだ……曜ちゃんの前でおもらしする、なんて……やだ)グスッ…


曜「千歌ちゃん……?」

千歌「く、くるまおりるっ!」

曜「へ!? だ、だめだよ!」


千歌「――だ、だって……ぅぅ、千歌、ひっぐ……も、もう、も、漏れちゃ、いそ……なんだもん……ひっぅ」グズグズ///

曜「///」

千歌「も、我慢、できない、よ……///」ギュゥゥ


千歌「ごめんなさい……こんな、とこ、で……やだ、よぉ……」ブンブンッ


曜「ど、どう、しよ……えっ、と」

曜(どうする、どうすれば……車は動かない……こんな、状況で)


曜「……そうだ」

曜「そこ開けてみて!」


千歌「え……?」



30: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 01:33:04.11 ID:x9nSke6C.net

曜「さ、さっきお菓子とか飲み物とか買ったでしょ!? そ、その時のビニール袋があるから!!」

千歌「び、ビニール袋!?」///

千歌「そ、それにおしっこ、しろって、こと!?」////

曜「だ、だって漏らしちゃうよりマシでしょ!?」///

千歌「ぅ、うう」

曜「後ろ行けば私は見えないから……ね?」

千歌「ぅっ……」


千歌(だ、だめっ……手離したらほんとに漏れちゃうよぉ……す、するしかないの? び、ビニール、袋、に?)


千歌「わ、わかったよぉ!」///



37: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 02:50:16.12 ID:x9nSke6C.net

ノソノソ…

千歌「ほ、ほんとに見ないでよ!?」

曜「み、みないってば!」///

千歌「鏡から、見えない? 外からは……?」

千歌「ああもうっ……ぅぅ」

千歌「ね、ビニール袋にするのってどうするの!?」

曜「うぇぇ……し、知らないよ!?」

千歌「だって……うぅ、よ、汚しちゃったらごめんっ……!」

曜「そ、それはいいから……っ」

千歌「はぁっ……ぅ///」

スルスルッ

千歌(もれちゃう……はやく脱がないと)スルッッ

千歌「こ、こうかな……?」

千歌(ち、ちゃんと袋の中にでる、よね……? あ、私は左に行きやすいから……ち、ちょっと調整、して……ぅぅ、恥ずかしい……///)


千歌(ぁ、ほ、ほんとにでちゃいそ……わ、わたし車の中で、おしっこ、しちゃう、の?)



39: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 02:58:55.17 ID:x9nSke6C.net

千歌「ぁ、よ、曜ちゃん、音やだぁ!!」

曜「へ!?」

千歌「お、音聞かれたくないっ!///」

千歌「お、お願いだからみみ、塞いで……?」

曜「で、でも……運転してるし、手は離せないよっ」

千歌「ぅ、ぅぅ……」ブルルッッ…

千歌(ぁ、でちゃう……やだ、曜ちゃんに音、聞かれる……だ、だめっ)

曜(ご、ごめんね千歌ちゃんっっ)


千歌「――ぁ……」チョロ…ジョボ

曜「!?///」

千歌「ぅ……////」チョロ…チョロ

ジョボジョボ…

曜(ち、千歌ちゃんが、ほ、ほんとに後ろでおしっこ、してるんだ///)

曜(千歌ちゃんのから出てくるのと、ビニール袋に当たるジョボジョボっていう、音が////)

曜(な、なんかここだけ異様にリアルなんだけど////)

千歌(わ、わたし……や、やだ……ぅぅ)チョロチョロ…

曜(我慢してた割には……あんまり勢いない?)

千歌(も、いいや……我慢、しなくていい、んだよね……?)フッ…

千歌「ふぁ……////」ピシュピシュ…シュワシュゥゥウッッゥ!!!!!!

曜「////」



41: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 03:03:46.39 ID:x9nSke6C.net

曜(き、急に勢い強くなったヨーソロー!?///)

千歌「あ……ぁ」ピシャピシャビシャァァッジョボボッ///

千歌「ご、ごめん、なさいっ……ぅぅっ」

千歌(こ、こんな凄い音、してる///曜ちゃんに、聞かれてる///は、ずかしい、よ///)


千歌「ぐすっ……」シュゥゥウッッッ


千歌(とま、んない……なんか、きもち、い?)

千歌(こんな、こんな……どうしよ、ぅぅ……///)

曜(千歌ちゃん、おしっこ長い///)


曜(もうちょっとで、1分くらい////)


千歌「ぅ……う」ビク…ビク…チョロロロッ…チョロ……ピュッピュッ…



42: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 03:09:37.93 ID:x9nSke6C.net

千歌「ぅ……お、おわっ、たよ……」ポタポタ…

千歌「あ、あの……ティッシュ、ちょうだい?」

曜「う、うん……はいこれ」

千歌「ちょっ、みないでよぉ////」


曜「ご、ごめん!!!」


曜(ち、千歌ちゃんがしたおしっこ……すっごい黄色くて……ビニール袋に、並々、入ってた////)

曜(ど、どれだけがまんしてたの///あ、あれじゃあ……ペットボトルとかだと溢れてた、ね……)

曜(一リットルは出てた、んじゃないかな……///)


千歌「こ、これ、どうすればいい?」

曜「あ、渋滞進みだしたよ!」

千歌「……じゃあ後ろでこれ、持ってる。見られたく、ないもん////」

曜「そ、そうだよね! トイレで流そ?」

千歌「うん……あ、あの、ごめん……変な匂い……するよね、ほんとに、ごめんね……」

曜「い、言われてみれば……///」


曜(千歌ちゃんのおしっこの匂いが、充満して///)

曜(つんとした刺激臭に、なんか……なんて、いうのかな……ぽーっとするというか////)


千歌「////」



44: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 03:15:12.40 ID:x9nSke6C.net

千歌「ぜ、絶対言わないでよ!?」

千歌「ち、千歌が、こんなとこでおしっこ、したの///」

曜「わかってるよ」

千歌「ほんと?」

曜「ほんとだよ」

千歌「うん……お願いします」

千歌「はぁぁ……まさかこんなことになるなんて……うぅ、なんか変になっちゃった気分……」

曜「あはは……」

千歌「窓、開けるね」

曜「うん」

フワッ…

曜「ん……?」


鞠莉『よく出来ましたー♡ さあそろそろお時間でございまーす』

曜「あ、あれ……視界が……」


曜「――戻った!?」

鞠莉「グッモーニン曜、気分はいかが?」

曜「い、いやちょっと何が何だか……」

鞠莉「ちかっちのおしっこの音に夢中だったみたいだけど……」

曜「冷静に考えて夢中なわけないでしょ!?」

鞠莉「あら……まあでも、ちかっちはあんな風にトイレを我慢するのではないでしょうかという一例をこの機械が考えたみたいね」



46: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/14(水) 03:19:51.67 ID:x9nSke6C.net

曜「ほんとに現実みたいだった……」

鞠莉「そうでしょー?」

曜「あのシチュエーションとかは、この機械が勝手に?」

鞠莉「そう、ランダムに色々なシチュエーションが試されるのよ」

曜「そ、そういえば時間は!?」

曜「……十分くらいしか経ってない」

鞠莉「夢みたいなものなの、言ったでしょ?」

鞠莉「とにかく、やっぱり私以外でもちゃんとした効果があるのよね。ありがとう!」

鞠莉「はい、これジュースね!」

曜「な、なんか……今は飲み物を飲む気分じゃ……」


千歌「――こんちかー!!」

鞠莉「チャオーちかっち♡」

曜「うぇぇ///」

千歌「? どしたの?」

曜「な、なんでもないよ///」

曜(これ、精神的に良くないよねえ……)


鞠莉(くす、さあ次はだれに使って貰おうかしら……)



86: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 00:27:18.01 ID:MhFrAP7/.net

鞠莉「まだ儀式してるかしら」

スタスタソ-ッ…

空き教室

善子「反逆の天使ルシフェルよ、我が契りの血脈を喰らい、顕現せよ。熾天使を失落の彼方へ――」

鞠莉「ヨハネちゃん♡」

善子「きゃぁ!!!」

善子「な、なによいきなり! 見てわかるでしょ、今は――」

鞠莉「儀式中、よね。そんなヨハネちゃんに面白いお話があるの」

善子「な、なに?」

鞠莉「じゃーん! これを見てくださーい」

鞠莉「これはねかくかくしかじかでね」

◇――――◇

善子「い、いやよわけがわからないわよ!?」

鞠莉「もう一回説明する?」

善子「そーいうことじゃなくって!」

鞠莉「とにかくやってみよ! チャレンジだよ!」

善子「うぅ」

鞠莉「……これ応用すれば、ヨハネちゃんの理想の世界もこの機械で作り出せるかも……」


善子「――なんですって?」

鞠莉「ヨハネのリトルデーモンを仮想の中に顕現させて、世界を支配するの!」

善子「……」

善子「は、はやくそれ、貸してよ」

鞠莉「うん、喜んで♡」



88: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 00:38:23.00 ID:MhFrAP7/.net

善子「な、なにこれVRみたい……」

鞠莉「そんな感じだよ」

善子「欲しかったんだけど、ちょっと高くて」

善子「もうちょっと値段下げてもいいわよね、あれ」

善子「真っ暗だけどこれからほんとに映像がうつるの?」

鞠莉「イェース。あなたは今から夢を見ます、身体は動かなくなります。脳で判断すれば脳波を読み取って、仮想の中のあなたが動きます」

善子「……」

善子(なにそれ、か、かっこいい……)

鞠莉「Aqoursのメンバーを一人、思い浮かべてね」

善子「メンバー?」

善子(うーん……あ、そういえば昨日あった席替えでルビィの後ろになったんだった)

善子(普通に話せる人が近くで、今回はなかなか珍しく運が良かったかもね♡)

フワッ…

善子「え?」

◇――――◇

ルビィ「あ、あの善子ちゃん……大丈夫?」

善子「……?」

善子「え、え?」

善子「な、なんで教室にいるのよ!?」

ルビィ「?」

ルビィ「なんでって……」

善子「……」

善子(もう始まってる?)



90: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 00:47:24.99 ID:MhFrAP7/.net

善子「な、なんでもないわ」

ルビィ(……どうしたんだろう?)

ルビィ「それより、花丸ちゃん大丈夫かな?」

善子「どうかしたの?」

善子(すごい、頭で思ったらそれがオートに実行されてるみたい……不思議ね)

ルビィ「ほら、風邪で今日休んでるから」

善子「そうなの? ふーん……」

ルビィ「善子ちゃんも気をつけてね」

善子「ヨハネ。というかあなたの方が花丸とよくいるんだからうつりやすいんじゃないの?」

ルビィ「そうかもしれないけど、ほら、ルビィはお姉ちゃんに色々飲まされるから」

善子「?」

ルビィ「漢方とか」

善子「……」

善子「なんだか色々察するけど」

ルビィ「? 苦くないし、大丈夫だよ?」



91: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 00:58:37.47 ID:MhFrAP7/.net

ルビィ「んぐ、んぐ……」

善子「お弁当用の水筒……じゃないわよねそれ」

ルビィ「うん、お姉ちゃんがね水分は取りなさいって言うから」

ルビィ「寒くなってきてお水を飲まないと抵抗力とかが下がって、よくないんだって」

善子「ふーん……真面目ね」

ルビィ「そうかな? あ、ホームルーム始まるみたいだよ」

◇――――◇

善子「……あなた、消しゴム持ってないの?」

ルビィ「え……よ、よくわかったね?」

善子「さっきからペンで二重線引き続けてるんだからなんとなくわかるって。ノート見せて」

ルビィ「……はい」

善子「……二重線だらけじゃない!」

ルビィ「うゅ……」

善子「貸せる消しゴムあるから言えば良かったのに」

ルビィ「……悪いかなって」



93: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 01:15:08.13 ID:MhFrAP7/.net

善子「とりあえず言ってみれば?」

ルビィ「……うん、でもルビィが悪いのに善子ちゃんに迷惑かけるのも」

善子「はぁ、真面目ね。ほらこれ、使っていいわよ」

ルビィ「え、いいの?」

善子「こんな二重線引いてたら見っともないノートになるでしょ」

ルビィ「あ、ありがと」エヘヘ

善子「次からは遠慮なくこのヨハネに言いなさい」

ルビィ「うん」

ルビィ「わたしも善子ちゃんみたいに、はっきりものが言えればいい、んだけど……」

善子「言ったら?」

ルビィ「うゅ……そ、それが難しくて」


善子「ふーん? まあ、無理しなくていいんじゃない? 別に悪いとは思わないし」



94: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 01:28:36.79 ID:MhFrAP7/.net

善子「あーなんかつかれたー」

ルビィ「まだ一限だよ?」

善子「そうだけどさ」

善子(ていうかこれいつ終わるの? 普通に授業受けてる感じじゃない……つらい)

善子(ほんとにこれでヨハネの世界が手に入るの?)

善子「はぁ……」

善子「次の授業までちょっと眠るわね」

ルビィ「うん」

ルビィ(……トイレ言っておこうかな)

ルビィ(お姉ちゃん、利尿作用があるからこまめに言っておいた方がいいって言ってたし。あんまり出ないと思うけど……)


「あ、ルビィちゃん」

ルビィ「え?」

「今日日直だよね?」

ルビィ「うん」

「ちょっと話が……」

ルビィ「うん、どうしたの?」


善子「zzz」



95: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 01:44:51.09 ID:MhFrAP7/.net

善子「あれ授業始まってた」

ルビィ「眠すぎだよ」

善子「当たり前じゃない、こんなほんとに意味ない授業」

ルビィ「?」

善子「……いえ、なんでもないわ」

ルビィ「そっか」

ルビィ「……」モジモジ…


ルビィ(――ちょっとトイレ、行きたくなってきた)

ルビィ(まあでもこのくらいは……全然平気、かな?)

ルビィ(次の時間行っておこう……)

善子「ねえルビィ、ヒマなんだけど」

ルビィ「じ、授業中だよ」

善子「しりとりしましょ、わたしからね。ユグドラシル!」

ルビィ「えぇ? え、えっと」



96: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 01:48:54.38 ID:MhFrAP7/.net

ルビィ「トイレ……」

善子「ルビィ、先生が呼んでた」

ルビィ「え……」

ルビィ「うゅ……」

善子(なんか変ね?)

ルビィ「行ってくるね……」


三時間目

ルビィ「……」モジモジッッ…

善子(ちょっと前の時間くらいからルビィの様子が変ね)

善子(突然ぶるって震えたり、ため息みたいなのついたり)

善子(どうしたのかしら)

善子「ルビィ、なにかあったの?」

ルビィ「え!? な、なんでもないよっ」

ルビィ(うぅ、今すぐにでもと、トイレ行きたいっていうの、な、なんか……恥ずかしいよぉ)

ルビィ(それに、授業中にそんなこと言ったら、み、みんなの視線が……む、無理無理っ!!)

ルビィ(でもやっぱり……トイレ、行きたい……)



97: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 01:59:06.71 ID:Wcd7+7dH.net

ルビィ(で、でも次は体育だし、着替えなきゃだから、トイレ行ってる時間なんて、ない……)

ルビィ「うぅ、がま、ん……」

善子「やっぱりなんかある?」

ルビィ「な、なんでもないからっ……」

◇――――◇

善子「うそ体育までするの? ねえもう勘弁してよ」

ルビィ「ぅう……」モジモジッブルルッッ

ルビィ「とい、れ……」

善子「……トイレ?」

善子「あなたひょっとしてトイレに行きたいの?」

善子「だからさっきからなんかもじもじしてたっていうか」

ルビィ「う、ん……」

善子「もう体育はじまっちゃうわよ? 先生に言って……」

ルビィ「や、やだよ……言うの、は、恥ずかしい……」

善子「なにが恥ずかしいのよぉ……」

ルビィ「ぅ……」ウルウル…

善子「わ、わかったわよ……ちゃんと我慢しなさいよ?」

ルビィ「うん」



99: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 02:10:05.78 ID:Wcd7+7dH.net

ルビィ「っ……ぅ」ビクッ…ビクッ…

善子(いや明らかにまずそうだけど……太ももくにゃくにゃ擦り合わせて……あんなことしてたって)

善子(ていうか、ブルマでトイレ我慢してるとなんか傍目からみたらかなりわかりやすいっていうか……)

善子(まあ……なんだかんだあと少しで終わりそうだし)

ルビィ(はやく、はやく終わってよぉっ)

ルビィ(トイレ……といれ……おしっこ、したい……////)ハァハァ……

ルビィ(あんなにお水飲んだからだ、ちゃんとトイレ行きたいっていえば、よかった)ビクッビクンッ…


ルビィ「ぁ、授業おわりだ……ひるやしゅみ……」クネクネッ

善子「……大丈夫?」


ルビィ「ぅ……ぅ、善子ちゃぁん……」ウルッ

善子「……///」

善子(な、なんか……すごい表情///)



100: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 02:17:54.12 ID:Wcd7+7dH.net

善子「な、なんかまずそうだし、早くトイレ行きましょ」

ルビィ「ぅ、うごけ、ない……」

善子「え?」

善子(股に手を思いっきり押し付けて……)

善子「だ、だめよっトイレ行かないとっ」

ルビィ「で、でもっ……この手、はな、したらっ……でちゃ、ぅ」

善子「ちょ、お願いだからがんばるのっ!」

善子「もう、なんでそんなギリギリになるまで我慢しちゃうのよぉ!」

善子「と、とりあえずあそこの物陰まで行くわよっ! ゆっくりでいいからっ!」

ルビィ「ぅゅ……」ビクッビクッ…



106: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 02:52:46.08 ID:MhFrAP7/.net

善子「そう、ゆっくり、ゆっくり」

善子「そこから裏口あるから……普段は出入り禁止だけど使っちゃいましょ」

ルビィ「ふっ……ぅ」

善子(あんまり聞こえてない、みたいね)

善子(マリーが言ってたけど、こんなこと対策してなにになるのよ……こんなことありえる?)

善子(……ルビィならなくもない、かも。りあるでも、結構トイレ近いみたいだし)

善子(授業中のトイレ行かせてくださいの一言が言えないっていうのも、今後が心配な気もするわ)

善子「このまま裏口から入るわよ」

ルビィ「よしこ、ちゃ……む、り」

善子「な……し、しゃがみこんでもしょうがないできょ!? え、えっとがんばるしかないのっ!」アワアワ

ルビィ「ふ、ぅ……」ブルルルッ

善子(も、もう限界、なんじゃ……まだトイレまで距離、あるし)

善子(割れ目のところにおもいっきり中指食い込ませて、ブルマだから、なんかなんとなくわかるし……こ、こんな姿他の人にみせちゃだめでしょ///)



109: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 03:01:28.30 ID:MhFrAP7/.net

善子(顔真っ赤にしてしゃがみこんで、中指でぐにぐに股のところを押さえつけて……な、なんかこんなこと思ったらアレだけど、状況考えなかったら……ひ、ひとりで、弄ってる、みたい///)

ルビィ「ぁ……」ジワァ…



善子「る、ルビィ?」

ルビィ「ち、ちょっと……や、やだ」

善子「え、ちょっと漏れちゃった!?」

ルビィ(ぁ……抑えてる指が、あった、かい……ちょっと、漏れ、ちゃった……もっと抑えないとっっ)キュゥゥッッ

ルビィ(高校生になった、のに……ルビィ、やっぱり、だめだ)

ルビィ(もれちゃう、よぉ……)グスッグスッ

善子「泣かないでよルビィ……ね、もうちょっとよ、がんばろ?」

善子「ほら、手貸して」

ルビィ「ぅ……」ギュッ

善子「ゆっくり、ゆっくり立って」

スッ

善子「そう、抑えたままでいいから、ね?」

スタ…

ルビィ「――ぁ……」ジュワ…

善子「え……?」



112: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 03:20:04.13 ID:MhFrAP7/.net

ルビィ「ぁ……ぁぁっ」ジュワッジュワワワッ…

善子「る、ルビィ?」

善子「!?」


善子(――ぁ……ブルマ、黒く、濡れて……)


ルビィ(あ、あったかい……パンツの中に溜まって、太ももに伝って……足、まで)ジョボジョボッ…シュウッッゥ

善子(ほ、ほんとに、漏らしちゃって、る///)

善子(おしっこがブルマをぐちゃぐちゃにして、そこから出てきたのが、ルビィの真っ白な太ももを何本もの線で伝って……足元に水たまりが……)

ルビィ「は、、ぅご、ごめん、なしゃぃ……」ビチャビチャシュワワワワワッッ!!

ルビィ(はっ……ぁ、おしっこ、だしぇた……全部、ぁぁ……)ホワホワ…チョロ…チョロ…

善子(な、なんて表情してんのよ////)

善子(おわった、みたい? 水たまり、おっきい……どんだけ我慢してたの……?)

ルビィ「ぐす……ひっぐ……ぅぅ」

善子「あ、あの……」

ルビィ「うぅ、うわぁぁぁん……ぅぅっっ」

善子「る、ルビィ……っ、だ、大丈夫だからね!?」

善子「え、えっと……保健室いこ? ね?」

ルビィ「やだぁ、こんな、こんな……っ」

善子「だ、大丈夫よ! こ、こんなことがあったって、その……と、とにかく大丈夫! 保健室まで行くわよっ、ほらっっ」

グイッッ



114: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 03:26:35.10 ID:MhFrAP7/.net

グチュグジュ

善子「……人はあんまりいないし大丈夫」

グチュグジュ

善子「……上履き、脱いだほうがいいわね」

善子(ルビィのおしっこで靴も靴下もぐっちゃぐちゃになっちゃってるみたいね……)

ルビィ「ひっぐ……ぅぅ」

善子「裏口からなら保健室もすぐだから、ほら入ろ」

――

善子「着替え終わった?」

ルビィ「うん……」

善子「……」

ルビィ「善子ちゃん……」

善子「……心配しないで。別になんとも思ってないから」

ルビィ「え」

善子「こういうこともあるわよ、リトルデーモン2号のくせに、こんなことで落ち込んでたらだめでしょ」

ルビィ「……うん」

ルビィ「ルビィが、ちゃんと、してれば……」

善子「い、いきなりなんて難しいわよ。だから……今度はもっと早く……ヨハネを頼りなさい」

善子「り、リトルデーモンを守るのは、私の使命? だしっ」

ルビィ「善子ちゃん……うん、ありがとう……」


フワッ…


善子「え……」


鞠莉「――かっこいいー!!!!」

善子「ま、マリー!? てことは戻ってきたの?」

鞠莉「イェース! お疲れさまっ」



117: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 03:35:06.58 ID:MhFrAP7/.net

鞠莉「ご感想は?」

善子「なんか……うん、なかなかリアルね」

鞠莉「でしょでしょー!? ルビィちゃんのしゃがみこんでぐーって抑えてるところ、なかなかきゅんと来るというか」

善子「え、なんで知ってるの?」

鞠莉「こっちのパソコンでその映像見れるから!」

善子「……」

鞠莉「無駄な授業風景はほとんど飛ばして良いところだけ厳選させていただきました♡」

善子「はあ!? わたしの時もなんか飛ばすとかしてよっ! 授業疲れたんだからね!」

鞠莉「オー……まあまあ、ドリンクどーぞ」

善子「いらないっ! なんかあれみた後だと……」

鞠莉「そんなこと言わずにー♡」

善子「ほんと時間も経ってないし、死んじゃうくらいリアルな夢って感じ……ちゃんと私の世界作らせてよ!?」

鞠莉「三年後くらいにね!」

善子「ええ聞いてない!!」


鞠莉(次はどうしようかなあ)



141: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 22:38:37.26 ID:MhFrAP7/.net

千歌ルビはセルフも禁止。

>>142 仮想に入るキャラクターをAqoursメンバーから一人

>>143仮想側の設定キャラクターをAqoursから一人



142: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 22:39:22.18 ID:vvI56bFw.net

梨子



143: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 22:43:13.63 ID:8Du13Np0.net

梨子



144: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 22:45:49.59 ID:lC2Phw1q.net

ダイヤ



148: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/15(木) 23:16:04.11 ID:MhFrAP7/.net

セルフとも書いてないし梨子梨子もいいですけどキャラの回転遅くなるんで梨子とダイヤでゆきます
基本同キャラは安価下になっていきます



156: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 04:15:40.21 ID:QcEYGkFN.net

鞠莉「今日もピアノと曲つくりでファイト、してるかな?」

鞠莉「うーん、あの子だったら誰になるかな。ちかっちかな?」

鞠莉「それとも曜かな?」

鞠莉「――お、いたいた。おじゃましまーす!!!」

梨子「……鞠莉さん?」

鞠莉「ちゃお♡」

梨子「どうしたんですか?」

鞠莉「ちょっとだけ用があってね!」

鞠莉「実はかくかくしかじかで――」

◇――――◇

梨子「む、むりですそんなの////」

鞠莉「いっかい! いっかいだけでいいからっ!」

梨子「で、でもぉ……」

梨子(人のおもらしを対策? そんな時が来るのかなぁ……だってもう高校生だし……)

鞠莉「はい、これ被って!」

梨子「ぅぅ……」


梨子(け、結局押され切っちゃったし……はぁ)



157: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 04:29:00.98 ID:QcEYGkFN.net

梨子「暗い……これ、本当に何か起こるの?」

鞠莉「ノープロブレム! これからあなたは夢を見ます。時間も何も気にしないで、脳だけで行動を選択してください」

梨子(説明は聞いたけれど、よくわからないよ……おもらしって、一体)

鞠莉「さ、Aqoursのメンバーを一人思い浮かべて」

梨子(おもらししそうなメンバーってこと? それなら、失礼だけど千歌ちゃんとか……ルビィちゃんだけど……)

梨子(しなそうな人を思い浮かべたら、どうなるのかな? ぅぅ、よくわからないから早く終わって欲しいし……じゃあダイヤさん、とかかな? しっかりしてるし……おもらしなんてするわけ――)


鞠莉「うふ♡」

フワ…

梨子「え」

――


ダイヤ「――聞いていましたの?」

梨子「え……え?」

ダイヤ「そこに日付と学校名を書いてわたくしに渡して」

ダイヤ「そうしたらわたくしが判子を押しますから」

梨子「……?」

ダイヤ「梨子さん?」

梨子「どういう……こと」


梨子(これが、仮想……?)



158: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 04:42:52.24 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「わざわざ手伝いに来てくれてありがとう」

ダイヤ「あなたのおかげでなんとか終わりそうですわ」

梨子「あ、そ、それは良かったです」

梨子(な、なんか不思議な感覚……)

ダイヤ「生徒総会は五時間目ですので、それまでになんとか、と思っていたのですが……鞠莉さんも果南さんも、こういう地味なことは出来ないみたいで」

梨子「?」

ダイヤ「最初は手伝ってくれていたんだけど、どんどん雑になってきましたの。これは一人でやったほうが早いと思いまして」

ダイヤ「鞠莉さんはやる前から向いてないと分かっていましたし、果南さんも本質は似たようなものですから、授業中はよく眠っていますしね」

梨子「そ、そうなんですか……」

ダイヤ「あなたが手伝ってくれると言わなかったらどうなっていたか。本当に助かりますわ」



160: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 05:22:01.59 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「梨子さんはわたくしが見る限りでは何事も丁寧で、繊細で、そうね……次の生徒会長も決まっていないし、わたくしが推薦したいくらいよ」

梨子「ふぇえ!? む、むりですむりですっ!!」ブンブン

ダイヤ「どうして?」

梨子「そ、そんな私は……地味だし、人前に出るのが、なによりも苦手で……手も、足も震えるし……」

ダイヤ「くす……ルビィみたいなことを言わないで。何事も慣れですわ、特に、人前に出ることはね」

ダイヤ「んぐ……んぐ」

梨子「……何を飲んだんですか?」

ダイヤ「風邪予防の為の漢方薬ですわ、そろそろ風邪が流行る時期ですからね」

梨子「へえ……漢方」

ダイヤ「お薬と違って、これは自然の恵みなんですのよ。身体にもいいの」

ダイヤ「ちょっと喉が渇きやすくなったり、するんだけれど。あんまり問題ないの」

ダイヤ「梨子さんも風邪には気をつけてください」



161: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 05:31:15.00 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「梨子さん、わざわざ十分休みだと言うのに、来てくれてありがとうございます」

ダイヤ「授業が始まってしまいますわ、行きましょう」

梨子「は、はいっ」

ダイヤ「んぐ……んぐ」

梨子(確かによくお水飲むなあ……)

梨子(……?)

フワッ…

――

梨子「あ、あれ!?」

梨子「場所が変わった……」

ダイヤ「え……こ、これも終わらせないといけませんの?」

梨子「?」

梨子(先生と話してる……)

ダイヤ「あの、出来ればもっとはやく……はい、わかりましたわ……昼休みの間に」

ダイヤ「はぁ……お昼を食べている時間はなさそうですわね」


ダイヤ「……」ブルッ

ダイヤ(トイレに、行っておいた方がいいかしら……い、いえ、ただでさえ終わるかわからないというのに、時間がもったいないですわ……総会前に行けば、問題ありませんわよね)



梨子「あの、どうかしたんですか?」

ダイヤ「ああ、梨子さん良い所に……あ、あの良かったら、お昼休みも手伝って頂けませんか?」



162: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 05:40:16.10 ID:QcEYGkFN.net

梨子「私でいいなら……」

ダイヤ「本当ですの? お昼を食べてからで構いませんので……お願いしますわ」

梨子「今からでもいいですよ?」

梨子(何故かお弁当箱持ってるし、わたし……何故かお腹も減ってるし、暇があれば食べようかな)


ダイヤ「本当に? 申し訳ありませんわ……本当にありがたいですわ」

梨子「じゃあ生徒会室に?」

ダイヤ「ええ、参りましょう!」

◇――――◇

梨子「これもですか?」

ダイヤ「ええ」カリカリ

梨子「終わるかな……」

ダイヤ「言われたことは、やりきりませんと」

梨子(……真面目だなあ)

ダイヤ「……」ソワソワッ

梨子(ダイヤさんが、貧乏ゆすりしてる?)

梨子(珍しいな……)

ダイヤ(ほ、本格的にトイレに……行きたくなってきましたわ……ぅぅ、ルビィにもあれだけこまめに行っておくように、言っておいたのに。まさかわたくしがこんな状況になるだなんて)


ダイヤ(ま、まあ……昼休みの間くらいなら問題なく耐えられそうですし、総会前で……)ユサユサ…



165: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 05:56:03.06 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「ぅ、うう……」ユサユサ…

梨子「ダイヤさん?」

梨子(なんか変……)

ダイヤ「ぁ、り、梨子さん訂正印を……」

梨子「ど、どうぞ」

ダイヤ(し、集中できませんわ……でも、早く終わらせないと。早く終わらせて、トイレに……)

梨子(なんか息が浅くなってる? 身体も不自然に揺らして、顔もなんか引きつって……)

梨子(もしかして、トイレ……?)

梨子「あの、ダイヤさんもしかして……トイレに行きたいんですか?」

ダイヤ「っ……え、ええ……少し。んっ……でも大丈夫ですわ、とりあえずこれを終わらせてから」

梨子「あの、無理しない方が」


ダイヤ「へ、平気ですわ」ユサユサ…



166: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 06:23:33.44 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「ふっ……ぅ」

梨子「……」

梨子(ダイヤさんも、トイレに行きたくて……必死になったりするんだ///)

梨子(い、いや当然なんだけど、なんか……意外な感じっていう、のかな)

梨子(いつもみたいな余裕のある表情じゃないし……ダイヤさんの為にも早くこれが終わるように私も頑張らなきゃ)

ダイヤ「も、もう少しですわね」

梨子「はい、これなら十分前くらいには終われそうですね」

ダイヤ「ええ」

ダイヤ(うぅ、トイレ……トイレ……////)ハッ…ハッ…

梨子「……」

梨子(結局お弁当食べる時間はなさそうだね……)

ダイヤ「梨子さん、もう一つお願いがあるのですが」

梨子「?」

ダイヤ「わたくしは総会で壇上に立って話をしなくてはなりませんの。梨子さんには、わたくしが話していた時間を測って欲しいんですの」

梨子「……どういうことですか?」

ダイヤ「ある程度の原稿は用意しますが、原稿を丸読みするわけではありません、そんなもの今後の為にもなりませんから」

ダイヤ「決められた時間の中に収められるかが知りたいの」



167: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 06:28:08.82 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「先生方には適当な理由をつけて置きますので、ステージ裏で測って欲しいの。図々しいかもしれないけれど、お願い出来ないかしら?」

梨子「えっと、つまり……ダイヤさんの発表の時間を計測すれば、いいんですね?」

ダイヤ「ええ、話す機会は一回じゃないからその場で修正したいんですの。だから、ステージ裏で……」

ダイヤ「三回話す機会があるんだけれど、ステージ裏に戻るたび梨子さんがいたら、少し心強いと、思って」

梨子「そ、そんな///」

ダイヤ「どうかしら、引き受けてくださる?」

梨子「わかりました……私でいいなら」

ダイヤ「ありがとう」

ダイヤ「――よし、終わったわ。体育館に行きましょう?」

ダイヤ(体育館の前のトイレで……早く行かないと……そろそろ限界ですわ……)ブルルッ

梨子「はいっ」



168: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 06:34:47.81 ID:QcEYGkFN.net

◇――――◇

スタスタ

ダイヤ「んっ……ぅ」

梨子「大丈夫ですか?」

梨子(なんか、歩くのもぎこちない……)

ダイヤ「え、ええ……もうすぐトイレですし」

ダイヤ(もう、ちょっと……もうすぐで、トイレですわ……よく、耐えましたわ黒澤ダイヤ)

ダイヤ(トイレに行きたいのを我慢して先生から任された仕事をこなして……)

ダイヤ(今回ばかりは、自分を褒めたいくらい、ですわ)ブルルッ…

ダイヤ(……もうすぐ、もうすぐ……ぁぁ、もうすぐとわかったら、急に尿意が……ぅ)ヘニャ…

ダイヤ(い、いけませんわ……どんなときも、き、毅然とした、態度で……)キリッ


梨子(ダイヤさん、さっきから股に手を当てようとしては、手を引っ込めてる……そ、そうだよね。股に手を当てるなんて、は、はしたない格好……ダイヤさんがするとは思えない///)


梨子(逆に、そうしたくなるほどトイレに行きたいんだよね///)



169: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 06:40:34.55 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「――え」

梨子「!?」

梨子(な、なんで、こんなトイレに人がいるの!?)

ダイヤ「……」サァァアア…

梨子「だ、ダイヤさん……」

梨子(そっか、総会前だから……みんな体育館の横のトイレに……)

ダイヤ「こ、これではトイレに行っていたら間に合いませんわ……」

梨子「で、でも」

ダイヤ「わ、わたくしが遅れていくだなんて、ありえませんわっ、じ、時間は守るっ。わたくしのポリシーですのっ」ゾワワッ

ダイヤ「ぅ……」

ダイヤ(い、いけると思ったのに……ようやく、トイレに……っ)

ダイヤ(だめですわ、ここで負けたら、生徒総会に間に合わない……総会に遅れる生徒会長だなんて聞いたことが、ありません)

ダイヤ「行きましょう、梨子さん。わたくしたちは、ステージ裏で、待機、ですわ……」プルプル…

梨子「……」



171: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 07:02:36.63 ID:QcEYGkFN.net

ステージ裏

ダイヤ「ふっ……ぅ……ぁ」ユサユサッッ

ダイヤ「んっ、ぅ……」

梨子「だ、ダイヤさん……トイレ行った方が……」

ダイヤ「大丈夫ですっ、1回目の出番は無事終わりました、あと、二回耐えれば……」ビクッ…

梨子「……」

ダイヤ「2回目の、出番、ですわ……行って参ります」ヨロヨロ…スタ…スタ

梨子(ダイヤさんの尿意には、波があるみたいで、壇上に立つと、緊張もあるのか、尿意が少しは収まるみたいなの)

梨子(でもその分、出番が終わった直後から揺り戻しで一気に尿意が襲ってくるみたいで……さっきみたいに激しい貧乏ゆすりと、時々発する艶めかしい声が、勝手に出てしまうくらいには、今のダイヤさんは追い込まれている)


ダイヤ「――」

梨子(やっぱり話してるの時は平気そう……すごいな)

スタスタ…


梨子「お疲れ様ですダイヤさんっ」

ダイヤ「え、ええ……あと、1回、ですわね……」

ダイヤ(あと、1回、1回で、トイレ……に)フッ…

ダイヤ「――っっ!!」バッッキュゥゥウッッ

梨子「////」

梨子(だ、ダイヤさんが……お、思い切り股のところ、抑えてる。こ、こんな格好、するなんて///)

ダイヤ「ぁ……ぅ、やっ、でちゃ……くっぅ……」キュゥッ


ダイヤ(少し安心したら、ゆ、ゆるん、で……)ハァハァ…///



173: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 07:15:56.05 ID:QcEYGkFN.net

ダイヤ「ハッ……ハッ……///」ビクンッビクッッ

ダイヤ「と、いれ……」


ダイヤ「……うぅ――おしっこ、したいぃ……」ボソッ


梨子「!?!?」

梨子(い、いま、おしっこしたいって、言った……? ダイヤ、さんが? そんな……そんなこと言うなんて、も、本当に限界なんじゃ……)

ダイヤ「ぅ……ハッ」ウル…クネクネ…

梨子「あ、あの出番です……」

ダイヤ「わ、わかりましたわ……ふーっふーっ……」

スタスタ

梨子「また、いつものダイヤさんに戻った……やっぱり、すごいや……」

ダイヤ「――」

ダイヤ(無心、無心ですわ……)

梨子「時間的にも、もう話すことも終わるはず……頑張ってダイヤさんっ……」

ダイヤ「と、いうことで……本日の生徒総会は終わりになります。先生方から、お話があるようです。お願いいたします」ペコリッ


ダイヤ(おわった……つい、に……おわりましたわ)スタ…スタ…

ダイヤ(も、トイレにいけますわ……はやく、トイレに言って……)

フッ…

ダイヤ「――ぁ」ピタッ…ジュワァ…

梨子「!?」



176: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 07:33:17.46 ID:QcEYGkFN.net

梨子(え……なんで、止まってるの?)

シン…

ダイヤ「ぁ……あ」ジュワ…ジュワァァ……ガクガクッ…


梨子(足震えてる……ちょっと前屈みになって……ダイヤさんの足に伝ってる、液体って……)

ダイヤ「ぅ……うっ」ジョボジョボッジョボッッ

梨子(――おも、らし?)

梨子(シーンとした体育館で、ダイヤさんのおしっこがステージに打ち付けられる音が、響いてる……)

ダイヤ(ぁ、わた、くし……ぁぁ……)ジョボボッッビチャビチャッッ

梨子(ほ、ほんとにおしっこ我慢できなかったの!?)

梨子(ぁ、スカートの後ろ側まできっとびちょびちょに、なってるはず……出番終わって、緩んじゃった、んだ)

ザワザワッ…

梨子「周りの人も、気がつき始めてる……」

ダイヤ「っ……」ビチャビチャ…チョロロ…

梨子(みんなダイヤさんのこと、言ってる……みなに、ダイヤさんがおもらししたって、知られて、しまった……)


ダイヤ「あ、ぅ……」ヘナヘナ…ビチャ…

ダイヤ(わた、くし……おもらしを、してしまったの? 全校生徒の、前で……あ、ぁぁ……)

ダイヤ(こんな、こんなの……わた、くしは……)

ザワザワザワザワッ…


ダイヤ「あ、ぁぁ……みんなに、みられ、てる……わた、くし……」ポ-ッ…


梨子「///」

梨子(ダイヤさん、自分が作った水たまりに……へにゃへにゃって、座り込んじゃった……あれじゃ、スカートも靴下も全部、おしっこでぐちゃぐちゃに……)



177: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 07:36:38.57 ID:QcEYGkFN.net

梨子「だ、ダイヤさん!!!」

ダイヤ「ぁ……ぁぁ……」

ザワザワザワッ

梨子(み、みんなダイヤさんがおもらししたことを話してる、もう、隠せないっ)

梨子(えと、えと……どう、すれば)

ダイヤ「――ひっぐ……ぅ……ぅぅぅ……」

梨子「あ、ぁぁぁ……っ」


フワッ…

梨子「え……」


鞠莉「――ゲームオーバーでぇす!!」

梨子「鞠莉さん……?」

鞠莉「のんのんっ、だめだよ梨子っ。ダイヤは真面目なんだから、無理矢理にでもトイレに連れてってあげないと、今回のみたいにほんとにおもらし、しちゃうよ」

梨子「……」

鞠莉「ああなったらもうどうしようもないでしょ?」

梨子「う、ん……」



178: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 07:42:33.79 ID:QcEYGkFN.net

鞠莉「それにしても、今までで一番ハードだったなぁ……今回は第三者にも見られて。あー、かわいそう……」

梨子「あの、ほんとに現実じゃないんですよね?」

鞠莉「うん」

梨子「ぅぅ……リアルすぎて途中から忘れてた……」

鞠莉「ダイヤはあんな風に我慢するんだねえ……ダイヤでもおしっこ……って泣きそうになりながら呟くんだから、生理現象には、勝てないわね」

梨子「……私も気をつけよう」

鞠莉「参考になったでしょ?」

梨子「なったというか……なってないというか……」

鞠莉「でもでも、ダイヤ可愛かったねえ♡」

鞠莉「どうする? これを使えばちかっちでも曜でも、おもらしするところ、見られるけど」

梨子「い、いらないよそんなのっ////」

梨子「わ、私には、し、刺激が強すぎるよ///」

鞠莉「ピュアねえ……」

梨子「普通だもん……と、とりあえず、トイレに行ってくるよ……」

鞠莉「行ってらっしゃーい♡」

鞠莉「ふーっ、次はどうしよっかなー♡」



181: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 13:01:17.50 ID:/s3oWQme.net

これはマリーも選択できるんだよね?



184: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 22:47:30.18 ID:QcEYGkFN.net

気分が上がらなくなってきたので、次でラスト
最後なのではりきって書きます

>>181可能です。セルフも合わせれば漏らすキャラクターのチャンスは2倍



185: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 22:48:32.90 ID:QcEYGkFN.net

>>186仮想に入るキャラクターをAqoursからひとり

>>187仮想側の設定キャラクターをAqoursからひとり



186: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 22:52:26.57 ID:m3113gb5.net

国木田ぁ!



187: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 22:54:02.44 ID:AJ2X2t7o.net

ヨハネ



232: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:30:23.37 ID:hk2TXaZB.net

鞠莉「そうだ……マルちゃんは今日も図書室かな?」

スタスタ

鞠莉「ちゃおー」


花丸「……鞠莉さん?」

鞠莉「ちょっとお話があるんだけど聞いてもらえる?」


◇――――◇


 鞠莉さんが言っていたことの八割は、理解できなかった。マルの脳波を読み取ってその電気信号を映像化して、機械側が判断決定の後最適な状況を作り出す……。


 ……?

 鞠莉さんの目はいつも口に出すしゃいにー? な状態になっていて、とてもじゃないけれど、断れそうになかった。おもらしの対策とか、ど、どういうことずら……?


 そもそも脳波を映像化? それを見るだけ?


鞠莉「とりあえずこれをつけて」



233: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:32:50.08 ID:hk2TXaZB.net

 言われるがままに頭に、黒くて輪っか状のヘルメットのようなものが装着される。目元はアイマスクのように覆われて、真っ暗な状態で、鞠莉さんの楽しそうな声が聞こえてきた。


鞠莉「あなたは今から夢のようなものを見ます、ここから起きる出来事は全て仮想のものです、脳で考え、選択してください」


 不意に、鞠莉さんの声色が落ち着いて、またよくわからないことを説明される。マル、パソコンも出来ないのに、こ、こんなの出来るわけないずらっ……。

花丸「ふぇぇ……み、未来ずらぁ……」


鞠莉「それじゃ、Aqoursのメンバーを一人思い浮かべて?」

花丸「え?」

鞠莉「いいからっ」

 あ、Aqoursのメンバー? あ、そういえば最近……善子ちゃん――。


 瞬間、視界が白く閃いた。


善子「――ちょっと聞いてるの!?」



234: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:34:46.75 ID:hk2TXaZB.net

花丸「え」


 長い睫毛がオラに当たりそうなくらい、近くに、善子ちゃんの顔があった。目の間から盛り上がっている高く美しい鼻筋に一瞬目を奪われるけれど、すぐに後ろに飛び退く。


 理解がまるで追いつかなかった。さっきオラは鞠莉さんに変なモノを被せられて、変な話をされている最中で……。


 飛び退いた先には廊下の壁があって、善子ちゃんとの距離は今さっきあけたばかりだというのに、またもや眼前まで善子ちゃんの綺麗な顔が近づいている。腰に手をやって、怪訝な表情を浮かべる彼女は、オラに何かを言いたげだった。


善子「はぁ、もういいわよ、早くトイレ行くわよ」


 一瞬小さなため息を吐いた後、善子ちゃんはオラの手を取って、歩き出す。

 一体、これはなんなの? 身体を動かすというよりも、考えたら身体が動く感覚に、とてつもない違和感を感じていた。これがさっき鞠莉さんの言っていた考えるってこと? ということは、ここが、仮想世界?



235: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:39:59.31 ID:hk2TXaZB.net

 オラが今いるのは紛れもなく学校の校舎で、善子ちゃんの体温も周りの雑多な音も限りなくリアルなものにしか感じられない。こんなものが体感出来るのなら、これはもしかして、ノーベル賞ものの発見なんじゃないのだろうかと考えてしまう。マルが普段読んでいる本の世界すらも再現出来てしまうのではないだろうか。


 でも、本当に善子ちゃんは善子ちゃんじゃない、のかな? 一緒に善子ちゃんが仮想世界に入ってきて、その善子ちゃんと共に仮想空間を体験しているという可能性だって考えられなくもない。


花丸「ねえ善子ちゃん……不思議だね、この仮想空間……」


 マルがそう呟くと、ピタリと校舎の中を足早に進んでいた善子ちゃんの足が止まる。


善子「ふっ……そうね、このヨハネを囲うとは良い度胸をしているわね。ここにヨハネを閉じ込めて、世界ごと天の光で焼き払おうというのかしら……くくっ、さしずめノアの箱船ね」



236: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:41:24.32 ID:hk2TXaZB.net

 よくわからない形にした手のひらを目元に向けて、ボソボソと呟く。これじゃあ本当かどうかわからないよ。


花丸「真面目な話なの」


 マルがふざける善子ちゃんを見つめて、立ち止まる。善子ちゃんは一瞬たじろいで、何言ってるの? と、真面目に返されてしまった。何言ってるのって、普段から言いたいのはこっちなのに……。


 ということは、この善子ちゃんは仮想空間の世界の人ってことだよね。現実ではない……。というかこの仮想世界から抜け出すのはどうしたらいいずら!?


善子「もーっ、いいからトイレに行くの!」


 マルがじっとしていると、啖呵を切るように、善子ちゃんは地面を蹴りつける。善子ちゃんは先程から言っているように、トイレに行きたいらしい。現実世界でもなぜか善子ちゃんがトイレに行くときはマルかルビィちゃんが付き合わされる形になっているから……状況はほとんど同じ。なんでトイレに行きたくないのに連れて行かれなくちゃならないんだろう……。


 わからないけれど、それが、りあじゅう、というものらしい。つくづくわからない。



237: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:43:42.65 ID:hk2TXaZB.net

 善子ちゃんは先程よりもさらに足早になって、無事トイレの扉を開ける。個室の扉は全て開いていて、良かったって小さく呟いて小走りになって手前の個室へ向かった。


花丸「はぁ、オラは何をしてればいいずら」


 善子ちゃんの様子を見るに、トイレをかなり我慢していたようだった。現実世界でも時々あって、善子ちゃんはトイレをこまめに行くっていうより、溜めて一気に消化するタイプらしい。本人は何回も行くなんてみっともない、と自信満々に言っていたけれど、マルからしたら漏らしてしまう寸前までになってジタバタしてしまう方がよっぽどみっともないって思うんだけれど。
 

 手持ち無沙汰になってしまったマルは、他の子がよくやるやるように鏡の前に立って、身だしなみのチェックをしてみる。でも特にチェックすることもないし、何気無しに髪の毛に手を通しながら、善子ちゃんのトイレが終わるのを待った。


 すると個室に入ったはずの善子ちゃんが、扉を蹴り飛ばしたかのように勢いよく飛び出してきた。



238: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:46:30.81 ID:hk2TXaZB.net

 怒髪天を突くとはこのことか、心の底からの怒りを見せる善子ちゃん。個室の中を指差して、地団駄を踏む。

善子「ここトイレットペーパーがないのっ! 良かったわ、先に気がついて!」


 ああ、それは気の毒だったね、と声をかける間も無く、善子ちゃんは身を大きくぶるりと震わせた。全身を襲う尿意が他人の目から見てもすぐにわかるその生理現象は、善子ちゃんのいうみっともないっていうことに当てはまっているとマルは思う。

 そしてすぐに向かい側の個室に走り込んだ。

 ガタンと乱雑に扉が閉められ、金属製の鍵が掛けられる。

善子「もーなんでこの学校ほとんど洋式ないのよお……」


花丸「マルは慣れてるずら」


 トイレの中に入った善子ちゃんがぶつぶつ言った後、ほとんど間を置かずして、再び地団駄が踏まれ、小さい溜め息のような、声にならない声が聞こえた。続いて下着を脱いだ音だろうか、衣擦れ音が、何故かまるで人気のないトイレの中で、よく聞こえてくる。



239: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 03:48:56.92 ID:hk2TXaZB.net

 休み時間だと思うんだけど、なんでこんなに人がいないんだろう。現実世界だったらトイレで雑談するという物好きな生徒達がいるはずなのに。


 ――そんなマルの思考を断ち切るように、しゅぅうっ、という、女の子独特らしい? 音がトイレの狭い空間に勢いよく反響する。その反響を防ぐ雑多な音は、不自然なほど無くて、クリアに聞こえてくる。


善子「――はぁぁ……」


 気持ち良さそうな浅い溜め息と共に、しゅぅうっ、という尿道から外部に射出される音はとにかく激しくて、それとともに金属に尿が叩きつけられる鈍い音、加えて便器の中に浅く溜まっている水に叩きつけられるぴしゃぴしゃという音が勢いよく混ざり合う。おしっこをし始めたばかりの今は、金属に尿が叩きつけられる音、尿道から外部に尿が排出される音が大部分を閉める。


 我慢していたからだろう、おそらく善子ちゃんの尿は斜め上方向にまで弧を描いて勢いよく飛んでいる。それならば下に溜まっている水に叩きつけられる音が弱くなるのは必然だ。鈍い音よりも鮮明な音の方が耳に入ってきやすいから、おしっこをし始めの善子ちゃんが奏でる音は、そのほとんどがしゅぅぅっという、女の子にとって一番恥ずかしい、かなり直接的な音ということになる。



241: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 04:00:24.26 ID:hk2TXaZB.net

さらに20秒くらいが経って放尿体勢が少し変わったのか、ぴしゃぴしゃぁっとした強い水音に切り替わる。おそらくこれは、真下の浅い水たまりにおしっこが叩きつけられる音。前にある水たまりとは違って、底が浅いため、一番音が大きく強くトイレの中に木霊する。

 それを聞くたび、なんだかこっちまで恥ずかしくなってしまう。善子ちゃんはそんなこっちの気も知らずに、気持ちよくおしっこをしているんだと思うと複雑な気分になってきた。


 最後にちょろ、ちょろろ……という控えめな音が出たり止まったりで、少々の歯切れの悪さを感じさせながらも、善子ちゃんの約一分間の放尿は終わったようだった。


 ガラガラと、強い音を立てて3回ほどトイレットペーパーを引いたり切ったり音をたてる善子ちゃんに、その音をおしっこをしている最中にたてれば、音消しになるのに……と思わざるを得なかった。あと、拭く回数は毎回多いから……綺麗好きみたい……。



242: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 04:01:21.58 ID:hk2TXaZB.net

善子「ふーっ……」

 トイレが流される音と共に、すっきりした表情の善子ちゃんが出てきた。慣れたとはいえ、毎回善子ちゃんの激しいおしっこの音を聞いた後は、なんだか恥ずかしくて……。どくんどくんと変な鼓動が聞こえてくる。


善子「どーしたのよ?」


 不思議そうに覗き込んでくる善子ちゃんの顔を正面から見ることが出来なくて、マルは思い切り顔を背けてしまう。


善子「……?」


善子「そういえばね――」


 ――瞬間、再び視界が白く、閃いた。



243: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 04:01:43.06 ID:hk2TXaZB.net

第2部へ。出来れば今日中に



248: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 13:59:25.39 ID:hk2TXaZB.net

◇――――◇

善子「まだかしら」


 白く閃いた世界が、再び色を取り戻す。

 着色されていった色は、目の前、というより横に善子ちゃん、そして、沼津と書かれた駅がその後方に確認できた。

 これはまた、仮想世界の……?

 よくわからないけれど、場面が変わった?

花丸「未来ずら……」

思わずそう呟いてしまう。

善子「魔都東京からの使者……ふふ、このヨハネの魔眼により見極める必要がありそうね」


 黒いライダースを羽織った善子ちゃんが、大衆の中でボソボソと何かをつぶやく。さっきは学校だったけれど、ここは沼津駅の近く……それに前後に人がたくさんいる。これは何かの行列、みたい? そこにマルと善子ちゃんは、並んでいた。



249: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:00:14.52 ID:hk2TXaZB.net

花丸「これ、なんで並んでるの?」

善子「はあ?」

善子「東京からお店が出てきたのよ、チョコレートの専門店でね、持ち帰りもできるんだって」


善子「でもせっかくだから中で食べていこうって話をしたじゃない」

 善子ちゃんは少し投げやりな態度で、500mlのお茶のペットボトルに口をつける。中身はもうほとんどなくて、空にしてしまった善子ちゃんは小さくため息を吐きつけた。先ほどの投げやりな感じに加え、ため息もついているってことは、少しイライラしているのかもしれない。

花丸「これどれくらい並んだの?」


善子「うーん、まだ30分くらいかしら」


 まだ30分……まだ、ということはまだまだ並ばなくてはならないという予測が既に立てられているのだろう。待っている間は暇だから、善子ちゃんはペットボトルのお茶が進んでしまったんだね。



250: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:07:32.66 ID:hk2TXaZB.net

 カバンに空になったペットボトルを入れたかと思うと、今度はカバンのなかから、中身の入った同じお茶が出てきてしまった。新しいのがカバンのなかに入っていたってことだよね……?

善子「なんか口が寂しくなるのよね」


 チョコレート食べる前にお腹が水でいっぱいになっちゃうんじゃ……。そんなマルの懸念をよそに、善子ちゃんはペットボトルのお茶を体内に流し込み続けた。

善子「ルビィったら、お姉さんに捕まったなんてマヌケねえ」


花丸「?」


善子「ほら、あの人の家厳しいでしょ、それで」

花丸「ああ……」


 並んでいる最中の雑談も、なんだか聞いたことのある話ばかりだったのは、仮想世界という証、なのかもしれなかった。



251: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:08:08.74 ID:hk2TXaZB.net

◇――――◇

善子「……」ソワソワ…


 列が徐々に動き始めたからか、善子ちゃんは周りの様子を伺ったり、足を何故か動かしたり、落ち着きがない様子だ。善子ちゃんは確かに落ち着きはないけれど、行列を待つのは好きなイメージがある。やっぱり現実とは少し違うのかも?


花丸「善子ちゃんどうしたの?」

善子「ふぇ、な、なんでもないわよっ」

善子(や、やば……トイレ行きたくなってきたわ……)

善子(さっきあんなに飲んだせいね……まだ行列はあるし……)


 不意打ちをしたつもりはないんだけれど、何故か声が裏返って、甲高い返しをされてしまった。


 少しずつ進んでいく行列と、時間。善子ちゃんはそれと比例するように落ち着きの無さが増していった。



252: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:09:29.43 ID:hk2TXaZB.net

 その場で足踏みをしたり、クロスさせたり、背伸びをしてみたり……。今は両方の太ももをくっつけて、何かに耐えるような仕草を取っている。

善子「ふっ……ぅ」

 浅い呼吸を繰り返し、目元も朧に溶けて、焦点が微妙にずれている。話しかけても反応が薄いし、もしかしたら体調が優れないのかもしれない。

花丸「善子ちゃん、大丈夫? 熱中症とか……」

善子「へ、へーきよ!」

 かっと目を大きく見開いて、顔を近づけてくる。普段より赤みがかっている顔に、大粒の汗が額や、鼻の頭から噴き出してきている。今日は暑くないはずで、マルも感じないし、周りの服装を見てもせいぜい春の陽気と言ったところだ。善子ちゃんがここまで汗を掻くのは珍しいから、明らかな異常事態ということがわかる。

花丸「善子ちゃんやっぱり変だよ、並ぶのは今度にしよう?」

善子「い、いやよっ!」



253: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:10:30.25 ID:hk2TXaZB.net

善子(体調が悪いんじゃなくて、お、おしっこがしたいだけ、だなんて言えるわけ……///)

 善子ちゃんは唇をきゅぅっと一文字に引き締めて、もじもじと内太ももを擦り合わせる。紅潮していく頰に大粒の汗が一粒、顎を伝って地面に流れ落ちる。


花丸「……話してくれないならマル、善子ちゃんのことを引きずってでも家に帰すずら」


 少しドスを込めた声色で、善子ちゃんを半分脅してみる。脅すつもりはないんだけれどこっちの方が、絶対善子ちゃんのためになるから。

 善子ちゃんは俯いて、堕天ではないぶつぶつとした呟きを地に落とす。依然として、下半身のくねくねとした……な、艶かしい動きは止まっていない。


善子「……っこ」

花丸「なに?」



254: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:11:56.16 ID:hk2TXaZB.net

善子「と、トイレに行きたいのっ!」

花丸「うぇえ!?」

善子「うぅ……っ」

 唇を、噛み締めて、握られた拳にも力が入っている。善子ちゃんはまた、おしっこを我慢、している? 屈辱の表情を浮かべながら涙を目に溜め始めた善子ちゃん、こまめに行かないからそうなるんだよって言いたくなったけれど、今はそれどころじゃない、みたいだ。

花丸「え、えっと、小さい方?」

善子「……」コクッ…

善子「は、ぅ……」

 宣言してから、善子ちゃんがトイレを我慢する行動は増していき、その場でジャンプをしたり、股に手をやろうとしては引っ込めたり、とにかくせわしない行動が続いた。

花丸「大丈夫?」


善子「うぁ……へ、へーき、よ」


善子「ほら、列も少しずつ動いてるし」



255: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:13:09.30 ID:hk2TXaZB.net

 善子ちゃんのいう通り、なんだかんだで長かった行列もあと少しのところまで来ていた。少しだけ安堵の表情を見せたのも一瞬で、その安堵感が尿意を促進させてしまったようだ。ふぁっと小さな悲鳴を上げて、唇と身体を小刻みに震わせる。尿意が善子ちゃんの身体を襲い、誰もがわかる生理現象として、表に現れる。やっぱり……みっともないずら。

善子「ずら、まる」

花丸「?」

善子「中に入るのは、また今度に、しましょ」ハッ……ハッ

善子「持ち帰って、私の家で、食べましょ……ぅぅっ」キュンッキュンッ


善子(ぁぁっ、おしっこおしっこっ…ぅぅ////)


 懸命な判断だなって思う。マルがいくら助けてあげたくても、善子ちゃんの尿意を吸収とかが出来るというわけではないし、この行列の中ではマルが出来ることなんて、何もない。こんなに近くにいるのに何も出来ないことに無力感を感じるとともに、所詮人間は一人なんだと、無常さも、感じてしまう。



256: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:16:35.01 ID:hk2TXaZB.net

 でも善子ちゃんは極限の尿意の中で、自分の取るべき行動に気がつけたんだから、とってもすごいと思うずら。

善子「うぅ、お腹膨らんでる……ほら見てよ」

 下腹の辺りをさする善子ちゃん。服の上からだけれど、少し盛り上がっているのがわかる。善子ちゃんはマルと違ってとっても細くてスタイルが良いから、不思議に膨らんでいる下腹が、よくわかってしまう。

 ぽこっとした下腹が、なんだか気になってしまって、手を伸ばす。服の上からその膨らみを触ると、ぱんぱんになった善子ちゃんの膀胱が感じられる気がした。この中に善子ちゃんを苦しめている、出したくて出したくてたまらない尿が大量に溜まってるんだ……。

善子「ひゃぁ! な、なに触ってんのよっ!」

花丸「ご、ごめんっ」

善子「ハッ……ぅ、あなたの、せいでっ……ちょっと、押した、でしょっ」キュゥゥッッウ

花丸「お、押してないずら////」

善子「ぁ……ぅ……はっ、ぁ」////ウルウル…



257: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:17:14.52 ID:hk2TXaZB.net

花丸「ごく……」

花丸「あ、列が終わるよっ! あと少し!」

善子「う、うんっ」

 行列が進むスピードがスムーズになって、ガラスの扉を開けてお店の中に入る。善子ちゃんは辛そうだけど、先ほどよりは落ち着いていた。もう少しで大好物のチョコレートを買って、お家でおしっこが出来ると考えたら我慢しやすいのかもしれない。


 店内に入ると、大きなショーウィンドウに入っている色々なチョコレートと素敵な笑顔の美人な店員さんが出迎えてくれた。お持ち帰りですかって聞かれたから、善子ちゃんの代わりに頷く。


 続けてご注文は? と聞かれるけれど、マルはなんのことか全然わからない。横にいる善子ちゃんは虚ろな目でチョコレートを見つめている。


花丸「よ、善子ちゃんっ、どうするの!?」

善子「へ……ぁ」


善子「うっ……こ、これ、と……これ、で……はっ、ぅ」////



258: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:18:10.11 ID:hk2TXaZB.net

 店員さんが少しだけ奇異な目で、善子ちゃんを見やる。さっきは落ち着いていたのに、少し前かがみになって、ショーウィンドウを覗き込むふりをしているけれど、マルから見ても他の人から見ても不自然な体勢になってしまっている。他の人の目を気にする余裕すら、なくなってしまっているんだろう。

 店員さんが善子ちゃんの選んだチョコレートを包装してくれて、それをマルが受け取る。

 そそくさと店内を後にした。後は善子ちゃんの家に行くだけなんだけれど……。


善子「はな、まる」ギュッ…


 ――すると善子ちゃんがマルの袖の裾をきゅぅ、と掴む。身長が低いマルよりもぐっと前かがみになりながら、涙目で見上げられる。揺らぐ赤い瞳、普段上目遣いで見られることなんてないから、ドキンと心音が高鳴るのが分かった。



善子「ハッ……ぅ――家まで、むり、かも」

花丸「え!?」



259: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:19:37.14 ID:hk2TXaZB.net

 俯いて、その場に立ち止まる。確かにここから善子ちゃんの家までは少し距離があるけれど……善子ちゃんが素直にそう言うってことは、限りなく限界に近いということだ。


 どうしよう、マルがなんとかしてあげないと……考えなきゃ。

花丸「駅でする? あ……いいこと考えたずら」

善子「……?」


花丸「そこを曲がって裏の方に公園があるずら、公衆トイレもあるの! それなら駅より善子ちゃんの家に行くより近いから!」


善子「じ、じゃあ……そう、しましょ……」ビク…ビク

 善子ちゃんは歩くのも辛いみたいで、片手でマルの袖を掴む。人通りが少し少なくなると、空いている片方の手で、スカートの上から股をぎゅっと抑えつけ始めた。人通りが少ないといっても先ほどの大通りと比べてって話で、まだまだ人の目はある。やはり、手で抑えなければすぐにでも漏れてしまうところまで来てしまっているんだ。

 善子ちゃんが漏れそうって言ってるところは何回か見たことがあるけれど、そのどれもが真剣な感じじゃなかった。今回のように極端に追い詰められているのは流石に初めて見る光景だ。



260: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:20:45.76 ID:hk2TXaZB.net

善子「公園、ま、だ?……ぁっ」

花丸「あそこだよ!」

善子「あ、あれね……?」

花丸「うん、もう少しだからがんばって?」


 公園の中に入ると、人はほとんどいなかった。砂場に小さな子供が三人で遊んでいるだけ。これならトイレが埋まっているとか。そういう可能性も、なさそう、だね。もし混んでたら、なんていうことも考えたけど、良かった。駅よりは絶対混んでるリスクは少ないからね、こっちに連れて来て良かったずら。

善子「ぁ、トイレ……」


善子(やっとおしっこできるっ……!!)フワ…


 ぱあっと、明るい表情を、見せる。小さな公衆トイレが善子ちゃんの目に入ったみたいで、安心したのかマルの袖を強く握っていた手が緩む。

花丸「いこ」


 善子ちゃんは先ほどまで歩くのもやっとという様子だったのに、小走りでマルを追い越して女子トイレの方に入っていった。良かった、間に合いそう、ずら。



261: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:21:28.56 ID:hk2TXaZB.net

 これが鞠莉さんの言っていたおもらしの対策、ということなのだろうか。限りなくリアルなシチュエーションの中だから、確かに鍛えられそうな気はするね。マルはちゃんと善子ちゃんを救えたってことだと思うから、成功で、いいのかな。


 ちょっとだけ誇らしく感じながら、今頃善子ちゃんは慌ててスカートと下着を脱いで、また音消しをせずにおしっこをしているのかな、なんて考えながら、マルも公衆トイレの中に足を踏み入れる。


善子「はな、まるぅ……ひっく……っ」


花丸「――え」


 そこには、トイレの個室の前でしゃがみこんでしまった善子ちゃんの姿があった。

 一体どういうこと!? 人が入ってるの?


 しゃがみこんで俯く善子ちゃんに駆け寄って、その前にあるトイレの扉には――故障中の張り紙がしてあった。


花丸「うそ……」



262: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:23:52.89 ID:hk2TXaZB.net

 こんなタイミングよく、故障? もしかして、これ、こうなるように仮想側が設定しているんじゃ……。

 マルが思考を巡らす間にも、善子ちゃんの喉元から捻り出す切なそうな声が聞こえてくる。


花丸「今からでも、駅に!!」


善子「ぅ……ううっ、無理よぉ……」


 身体が小刻みに震えているのは、トイレを我慢しているだけではない。もう無理だと、善子ちゃんは涙を流し始めている。ここで漏らしてしまうのだと本能的に察して、善子ちゃんのプライドが音を立てて崩壊していってるのが感じられる。


 そのまま駅に連れていけば間に合ったかもしれない。公衆トイレで用を足せると善子ちゃんは感じてしまって、脳みそが放尿をする準備をしてしまっていたんだろう。ぷつんと切れた緊張の糸を、再び貼り直すのが難しいのは言うまでもない。



263: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:24:31.72 ID:hk2TXaZB.net

 しゃがみこんだままスカートの上からではなく、下着の上から中指で割れ目に沿ってぎゅぅっと押し付ける姿はとてもじゃないけれど他の人に見せられたものではない。マルに見られることすら恥ずかしいはずなのに、善子ちゃんはそう感じていないのかな?


 ――まるで、動物だ。


 食べる寝る、それと同じくらいの排泄欲求に、善子ちゃんはまるで逆らえず、理性が限りなく飛んでしまって、羞恥心が薄れている。善子ちゃんの頭の中では、今や堕天使のことなんて1パーセントも無くて、おしっこがしたい、放出してしまいたいということしか、考えていないのだろう。


 すすり泣き始めてしまった善子ちゃんのことをなんとかしてあげなきゃ、と、マルは善子ちゃんに待っててと言い聞かせてトイレを飛び出す。


 公衆トイレの周りをキョロキョロと探ってみると……整備された茂みがあることに気がついた。しゃがんでしまえば前からは見えないし、後ろにはフェンスがあって人から見られる心配もない。加えてマルが死角を見張れば、これ以上ない野外でのトイレになること間違いなしの立地だった。


花丸「ここならっ」


 走って公衆トイレの中に戻る。



264: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:26:29.09 ID:hk2TXaZB.net

花丸「善子ちゃん! あっちの茂みでならおしっこができるよ!」


 しゃがみこんだまま、マルを見上げる。その目は艶やかに涙で溢れている。中指は割れ目にぎゅぅっと押し当てられ、加えて踵部分も強く割れ目に押し当てている。もうほとんど出てしまう状況のなか、外部から抑え込むことでなんとか保っている状態なのだろう。


 とはいえ、動かないと何も始まらない


善子「そ、外でおしっこをしろっていうの!? む、むりよぉ!!」


 ぶんぶんと激しく首を横に振って拒否する。


花丸「中学校の時、全校生徒の前で堕天使宣言してた時よりはずっとましずらっ!」

善子「ぅ……」

善子「でも、だめなのっ……はなまる、わたし、も、うごけない……ぐすっ」ギュゥゥツッッ////


 もう、動かないとどうしようもないんだからっ……。マルは善子ちゃんか割れ目を抑えていない方の手を取って――強引に立ち上がらせる。



265: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:27:45.93 ID:hk2TXaZB.net

善子「――やっ……ぁ……」

花丸「え」

 一瞬、大きく目を見開いた後、善子ちゃんが太ももをぐっと内股に寄せる。程なくして、善子ちゃんの細く白く、しなやかな脚を液体が伝っているのが、わかった。

善子「ぁ、ぁぁ……っ」

 再びしゃがみこんでしまった善子ちゃんは、先ほどよりもさらに強く割れ目に指を押し付ける。ぐちゅぅと、いう水の音がするそこから聞こえてきて、なんだか別のこと連想させてしまう。

 放尿が始まってしまったんだと理解したのに、時間はかからなかった。


 善子ちゃんは、解放感と安心感が入り混じった恍惚としたとても穏やかな表情を一瞬浮かべた。対照的に、下着を見られることを最もしない、M字にしゃがみこんだ体勢で指を押し付ける。決壊してしまった膀胱から抑えることなんて出来ないほどの尿が、押し付けた指の間から、洪水のように溢れ出ている。


 下着が尿で膨らみ切ると、お尻を伝ってスカートをびしゃびしゃに濡らしていった。

善子「ぁ、あ……」



266: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:28:52.48 ID:hk2TXaZB.net

 刹那の開放感から一転、善子ちゃんのそれは現実となって降りかかる。痴態をマルに見られてしまったことに絶望の表情を浮かべ、ぷるぷると下半身が震えてしまっている。


 溢れ出る涙と比例するように、スカートはただの雑巾とさして変わらない状態にまでなっていた。善子ちゃんが貯めていた大量の尿は下着もスカートも受け止めることが出来ず、びちゃびちゃっと、下品な音を立てながらトイレの床に黄色い水の塊を形成し始めていた。

善子「ゃ、ぁ、とまん、な……っ」////


 善子ちゃんのおしっこは止まるどころか、勢いを増していった。先ほどまではなんとか我慢しようと、食い止めようとしていたのだろう。しかし、それも虚しく、抵抗する力を失ってしまったらしい。びちゃびちゃっという音と共に、しゅぅぅっという善子ちゃん特有の秘部を震わせる音すらも聞こえてくる。


 手を伸ばせば届く距離に、トイレがあって、そこで気持ちよく放尿をすることを想像していたのだろうか、現実とのギャップが善子ちゃんの前に立ちはだかる。

 水たまりは速度をあげて善子ちゃんの周りから広がっていき、ぷるぷると震える善子ちゃんはその真ん中で、泣き崩れていた。



267: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:29:46.76 ID:hk2TXaZB.net

 ――ああ、おもらし、しちゃったんだ、高校生なのに……。

 マルは驚くほど冷静だった。親友の善子ちゃんが苦しんでいるのに、何かをしてあげられるわけでもなく、こうして立ち竦んでいるだけ。助けを求めていたのかもしれない、もしかしたら駅まで行けば助けられたかもしれない。


 そんな自責の念が生まれ始めた頃、善子ちゃんはぴゅっぴゅっと大きく身体を痙攣させて、おしっこの最後の一絞りを体外に放出したようだった。


 善子ちゃんの放尿音が奏でた残響を、善子ちゃんがすすり泣く音で上書きしていった。


善子「ひっく……ぅ、ぅ……」

花丸「あ、あの……」


花丸「だ、大丈夫だよっ! こ、こういうことだって、あると思うし……」


善子「あるわけないっ、こんな、高校生にもなって、お漏らしするなんてっっ」

花丸「……」


花丸「とりあえず、ここ掃除したら善子ちゃんちに戻ろう?」



268: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:30:22.51 ID:hk2TXaZB.net

善子「でも、こんなぐちゃぐちゃな、格好じゃ……」ウルッ…

花丸「だ、大丈夫! えっと、コンビニでタオルでも買ってくるからっ、それを巻いてっ」

花丸「善子ちゃんは、そこの掃除用具が入ってる場所に隠れてて」

善子「うん……」

花丸「とりあえずここを掃除しよう」

花丸(あ、バケツがある。ここにさせればよかった……)

花丸「じゃあ水で流すね」

花丸(善子ちゃんのおしっこの匂い、する)////

ザバ-ッ

花丸「うん、これで排水溝に流れていくずら」

花丸「じゃあタオルとか買ってくるね」

善子「あのっ……」

花丸「うん?」



269: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:31:00.04 ID:hk2TXaZB.net

善子「ごめん、なさい……」

花丸「ううん、大丈夫だよ」

善子「だって、こんな……気持ち悪い、わよね……ほんと、に」

花丸「もう、大丈夫だって言ってるのに。誰にも言わないし、この話はこれでおしまい、これでいい?」

善子「ほんとに、言わない? 陰で笑ったり、しない?」ウル…

花丸「あわわ、大丈夫だよ! 絶対言ったりしないからっ! ふたりだけの秘密っ」

善子「うん……」

花丸「善子ちゃんの家に戻ったら、チョコレート食べようね。チョコレート、好きだもんね?」

善子「……あり、がと」


 善子ちゃんが俯きながら、そう呟いた瞬間、世界は白く塗りつぶされ、浮遊感が全身を襲った。


鞠莉「――おかえりなさーい♡」


花丸「え……」



270: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:31:33.49 ID:hk2TXaZB.net

鞠莉「どうだった?」

花丸「ここは、図書室……マル、戻ってきたの?」

鞠莉「そうだよ? 善子ちゃんのお漏らしを阻止できなかったから」

花丸「ぅ……」

花丸「現実でもありそうで、変な感じ、ずら」

鞠莉「トイレはこまめにいかなくちゃだめよねえ?」

花丸「うん……ほんとに現実には影響ないんだよね?」

鞠莉「もちろん、安心して」

花丸「よかった……」

花丸「善子ちゃんに言い聞かせるずら」

鞠莉「トイレにこまめに行くようにって?」

花丸「うん、善子ちゃん、学校で一回でもトイレにいけばいい方だから」

鞠莉「それは……身体にもよくないわね」

花丸「そうなの、だから……」


鞠莉「ということで、花丸ちゃんはこれによって対抗策が講じられた、と」

花丸「未来ずら……」



271: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:32:39.42 ID:hk2TXaZB.net

◇――――◇

理事長室

鞠莉「だいたい試して貰ったし、私もやってみよっ! この場所なら邪魔されないし……」カシャッ

鞠莉「誰を思い浮かべようかしら……ふふっ、やっぱり、果南よね♡」

鞠莉「果南のお漏らし姿……どんななんだろ♡ ノンノン、対策だもね、対策」

鞠莉「あ、パソコン置いて、映像流しながら保存して……」


フワッ…


鞠莉「わお、果南の家の前?」


果南「――ちょっ、聞いてるの!?」

鞠莉(水着?)


果南「お願いだから、トイレ貸してっ……」

鞠莉「えっと、家のトイレは?」


果南「い、いま業者さん、来ててっ……んっぅ、海なんか入らなきゃ、よかった」キュンキュンッッ



272: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:33:47.05 ID:hk2TXaZB.net

鞠莉(か、か、かわいいっ!!♡♡)

鞠莉(水着のままもじもじしてっ、はぁぁ♡♡)

果南「ま、鞠莉お願いだからぁっ」


鞠莉「えー、どうしようかなあ?」ニヤニヤ…

鞠莉「あ、海でしたら?」


果南「わたしは海でするの嫌いなのっ、知ってるでしょ!?」

果南「あ、まって……ほん、とに」モジモジッ


鞠莉「海の中でするのが嫌なのよね? なら、桟橋から海にちょろちょろーってしちゃえば?」


果南「それもいやっ! ――ねえ、鞠莉……お願い……」ウルウル…ジタバタ…


鞠莉(かわいい♡あの果南がおしっこしてくてしたくてたまらなくって、泣きそうな顔してる♡♡)

果南「ぁ――ぁぁ……」チョロッッ…


鞠莉「き、きたっ!!」


フワッ…


鞠莉「え」



273: 名無しで叶える物語(おにぎり)@\(^o^)/ 2016/12/29(木) 14:35:56.01 ID:hk2TXaZB.net

果南「……」

鞠莉「あ、あれ、理事長室。それに、果南……し、シャイニー……」

果南「……梨子ちゃんと曜から聞いたよ、なんだか変な機械を使ってるんだってね?」

鞠莉「……」

果南「――このパソコンに流れてた映像を見てたってこと、だよね?」ニコ…


鞠莉「……」ダラダラ…


鞠莉「ち、ちがうのこれは!」

果南「これは預かるからっ!!」


鞠莉「い、いやっ! ちょっと待ってよっ、この機械のおかげで対策出来るの! ――みんなの希望なんだよ!!」


果南「知らないっ! わ、わたしのお漏らしなんかみて、な、何がたのしいのさっ////」


鞠莉「待ってっ、もうちょっとで果南の対策もっ!」

果南「思いっきり漏らさせようとしてたよね!?」

鞠莉「それは、あのっ」


果南「じゃあねっ! しばらく預かるよっ」



鞠莉「――ねえ、待ってよかなぁんっ!!」


 
 


 

 おわり


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